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セミナー
2025.11.11 開催 #最新セミナー

液体金属研究の最前線 ― 柔軟導電体と次世代エレクトロニクスの応用に向けた課題と展望

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液体金属研究の最前線 ― 柔軟導電体と次世代エレクトロニクスの応用に向けた課題と展望

セミナー概要

自動車、医療機器、エレクトロニクスなど幅広い分野で、液体金属が注目を集めています。

液体金属は室温で液体状態を保つ金属材料であり、高い熱伝導性・電気伝導性、流動性、表面張力の制御性、化学的安定性といった独自の特性を備えています。これらの特性により、従来の固体金属では難しかった「柔軟性」と「導電性」の両立が可能となり、伸縮性配線や柔軟センサの構築、高発熱機器に対応する熱伝導部材の設計など、新たな設計の自由度をもたらしています。

また、応用分野はストレッチャブルエレクトロニクスやウェアラブルデバイス、マイクロ流体技術、熱インターフェース材料、さらには次世代モビリティや医療機器まで多岐にわたり、産業界での実装可能性や将来展望が広く議論されています。製品開発や研究開発に携わる方にとって、液体金属は新たな機能性材料として大きな魅力を持つ存在です。一方で、酸化皮膜の制御や加工・成膜プロセスの確立、大量生産体制の構築、リサイクル性や環境負荷評価といった課題も残されています。

そこで本ウェビナーでは、横浜国立大学の太田准教授をお招きし、液体金属研究の最新動向や応用事例、課題克服に向けた取り組みをご紹介いただきます。

※本ウェビナーでは、未公開の最新研究についてもお話しいただく予定です。当日リアルタイム配信のみの開催となりますので、あらかじめご了承の上、ご参加ください。

このような方におすすめ

・エレクトロニクス、半導体、MEMSなどの開発に関わる方(柔軟導電体、センサー、放熱材料など)
・フレキシブルデバイスやソフトエレクトロニクス、医療機器など、新しい設計自由度を求める方
・高分子材料や機能性材料、金属との複合化などの研究を進めている方・技術者
・自社製品への液体金属の応用を検討している製品企画・事業開発担当者

登壇者

太田 裕貴氏

太田 裕貴氏

横浜国立大学 大学院工学研究院
准教授

2011年に慶應義塾大学で機械工学の博士号を取得し、2011年から2016年まで東京女子医科大学およびカリフォルニア大学バークレー校で博士研究員を務めた。2016年より大阪大学に助教として着任した。2017年より横浜国立大学機械工学科准教授として研究室を主宰。
過去、大阪大学客員准教授、産業技術総合研究所(AIST)の客員研究員、JSTさきがけ研究員(兼務)も務める。
研究分野はフレキシブルエレクトロニクス、液体金属、ソフトマターなど。

開催概要

日   時:2025年11月11日(火) 15:00-16:00
場   所:オンライン(EventHub)
参 加 費:無料 (事前登録制)
主   催:ストックマーク株式会社

※競合企業などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。

お申込み後に視聴用URL発行のメールが送信されます。もし、メールが届かない場合は、「stmk_event@stockmark.co.jp 」にご連絡をお願いいたします。

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