【アーカイブ】バイオ素材「セルロースナノファイバー」の応用領域と未来 〜持続可能な社会を支える革新的素材の構築・実装に向けて〜

セミナー概要

環境問題への対応が急務となる中、「セルロースナノファイバー（CNF）」は木由来のバイオ素材であり、軽さ・強さ・環境配慮を兼ね備え、2025年の関西万博でも展示されるなど次世代素材として世界的な関心を集めており、今後さまざまな産業に革新をもたらす可能性があります。

CNFは従来のプラスチックや金属に代わる素材として、自動車・建築・電子機器・医療など幅広い分野で応用が進行中です。自動車では軽量化による燃費向上やCO2削減に貢献し、電子機器では強度と軽さを両立した次世代製品の開発が期待されています。また、再生可能な素材で製造時のCO2排出も抑制でき、循環型経済の実現にも寄与します。

一方で、大量生産のコストや製造プロセスの効率化は課題であり、強度や機能性を高める研究開発も進行中です。これらの課題を解決することが、応用領域の拡大と社会実装に向けた重要なポイントとなります。

本セミナーでは、東京大学大学院 磯貝 明 特別教授をお招きし、CNFの特性・応用範囲と、産業課題の解決方法、未来社会への可能性を、最新の研究成果を交えて深掘りします。

◼︎第一部　特別セミナー　
　
汎用材料から高機能先端材料までー
　
バイオ素材「セルロースナノファイバー」の応用領域と未来
　
〜持続可能な社会を支える革新的素材の構築・実装に向けて〜
　
磯貝 明 特別教授

◼︎第二部　特別インタビュー
　
磯貝特別教授にCNFの情報収集・活用について聞いてみた！
　
・CNFの情報収集をする上でのポイント
　
・業務に活用するための情報収集のコツ
　
・意外と関連している見ておくべきテーマや領域
　
・どのようなソースから情報が公開されているのか

CNFについての最新情報を知りたい方や、今後の時業務に役立てるための情報収集法を知りたい方は必見です。

※本セミナーは9月11日に開催いたしました『バイオ素材「セルロースナノファイバー」の応用領域と未来 〜持続可能な社会を支える革新的素材の構築・実装に向けて〜』のアーカイブ配信となります。

このような方におすすめ

・次世代素材の最新情報を効率よくキャッチアップしたい技術者、研究者
・製品開発や企画において環境配慮や持続可能な技術の導入を推進している担当者
・自社の事業戦略や技術投資を検討している経営企画・マネジメント層
・新しい素材を活用したイノベーションを支える部署に関わる方

登壇者

磯貝 明 氏

東京大学　特別教授・大学院農学生命科学研究科セルロース化学研究室

東京大学農学部卒業後、同農学系研究科大学院修士・博士課程修了。農学博士（1985年）。米国IPC化学科博士研究員を経て、1986～1994年：東京大学農学部助手。1994～2003年：東京大学大学院農学生命科学研究科助教授。2003～2020年：同教授。2020年～：現職。2016年：フィンランドAalto大学より名誉学術博士号授与。Marcus Wallenberg賞（スウェーデン、2015年）、Anselme Payen賞（米国化学会、2015年）、藤原賞（2017年）、日本学士院賞（2019年）、江崎玲於奈賞（2023年）等を受賞。

開催概要

日　　　時：常時（アーカイブ配信）
場　　　所：オンライン（YouTube）
参　加　費：無料 (事前登録制)
主　　　催：ストックマーク株式会社

※競合企業などのご参加をお断りする場合がございます。予めご了承くださいませ。

お申込み後に視聴用URL発行のメールが送信されます。もし、メールが届かない場合は、「stmk_event@stockmark.co.jp」にご連絡をお願いいたします。